100年前の宝物を貸して下さった宇検村教育委員会様に感謝!

宇検村湯湾 中山音女さんが残してくれたわきゃぬ宝物 それは過去から未来への大切な贈り物 

今は伝え残されていない当時歌われていたシマ唄が詰まったSP盤レコードもあり

どうにか集めて復元したいです。

そんな中 一番にご協力下さったのは宇検村教育委員会様でした。

2020年10月末日大切に保管されていた中山音女さんのSP盤2枚を貸して下さりました。 レコードはとても大切に保管されており深い愛情を感じました。

  

またレコードにはたくさんの再生された痕跡が残っておりたくさん聞かれて楽しんだのだなぁと ホンワカした気持ちになりました。

音源研究所の作業は、まず洗浄からです。表面に付着した汚れやレコード溝に入り込んでいる埃や汚れをきれいに洗浄しました。 

再生すると針が同じところを繰り返し再生してしまった為、溝の修復作業を行いレコード針が繰り返さず通過するように仕上げました。

その後 音源修正担当者による分析、音の抽出作業を行い音程聴き取りから始まり三味線の調律奏法などの検証を済ませ科学的根拠を加味させた上で再生修正を行いました。

そして 一か月後の12月上旬 実際の録音回転数に限りなく近く修正された音源4曲と資料が出来上がりました。

宇検村教育委員会様へ レコード盤をご返却と検証結果報告を行い音女さんのリアルな唄声に蘇った4曲収録された資料CDを持って行きました。

分析の結果は、2枚4曲が同じTP設定のカッティングマシンで録音された事やハヤマワシ紹介されている市販音源の再生回転数などが判明し今後の修正に有効な資料となりました。

4曲の蘇った音源は宇検村教育委員会様へ寄贈してありますので、ご興味ある方は訪ねてみたらいいと思います。

宇検村教育委員会の皆様には 多大なご厚情を賜り心よりお礼申し上げます。

さらなる 全曲修正を目指してSP盤の情報をお待ち申し上げます。

*TP設定:TPとはTrace Pitchというレコード盤を針が進行する溝と溝の間隔の事である。TP設定によって限られた盤面積への録音時間や音圧などが制限される。また録音速度の調整により録音時間を変更することが出来る。戦前録音には78回転のルールに当てはまらない録音が多く残されている。(音源 担当者より)

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